POP と IMAP の違い

メールの受信方式であるPOP と IMAP の違いについて簡単にご説明します。

1. POP受信とは

受信メールを見る方法の一つです。
POPを使ったメールの受信では、サーバにあるメールをPCなどのメールソフトで受信した際に、 サーバにはメールを残さずPCなどに保存をします(設定で残すことも可能です)。
メールをPCなどに保存してサーバからはなくなるため、複数の端末でメールを見る際は 少し工夫が必要です。その代わりにサーバにメールが残らないためサーバの使用容量が少なくなります。 また、PCの中にメールがあるためオフライン状態でもメールの閲覧が可能です。

2. IMAP受信とは

受信メールを見る方法の一つです。
IMAPを使ったメールの受信では、メールをサーバに残したままメールの閲覧を行います。 メールを見る際は必要なメールをその都度サーバから取得します。
メールをサーバに置いた状態にするため、長期間メールを保管する設定では使用容量が多くなります。 メールの量によっては時間がかかるようになりこともあります。 一方で、フォルダの情報がサーバにあるため複数の端末でメールを見る場合はIMAPが便利です。

3. どちらを選択するべきか

お使いの用途によってPOPかIMAPかを選択されると良いかと思います。

POP受信を選ぶポイント

・サーバの容量を節約したい
・オフラインでもメールが読みたい
・複数端末ではメールアカウントを使わない。

IMAP受信を選ぶポイント

・一人で複数端末からメールを見たい
・既読情報を端末間で共有したい

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